大型トラックについて
大型トラックとは、トラックの中でも最もサイズの大きなトラックで、車両総重量が11t以上のトラックの事を言います。最大積載量が10tクラスになるので10tトラックとも呼ばれています。今現在の大型トラックの車種には、三菱ふそうのスーパーグレート、いすゞのギガ、日野のプロフィア、UDトラックスのクオンがあります。大型トラックはサイズが大きいが故に新車販売価格が非常に高く、中古車となっても車両販売価格が高くなるトラックです。
大型トラックの特徴
大型トラックの特徴は、トラックの中でも最もサイズの大きなトラックだという事です。1回に大量の貨物を運送できるため、効率的な輸送に大型トラックは欠かせません。形状も平ボディからダンプ、クレーン、バン、アルミウイングなどをはじめ、セーフティーローダー、セルフローダー、コンテナ専用車など多種多様な形状が存在しています。中でもトレーラーヘッドは大型トラックしか存在しないので、大型トラック特有の形状と言えるでしょう。
大型トラックの使用用途
大型トラックは、最大積載量が10tクラスになるため、大量輸送や長距離輸送が必要な際に最適なトラックです。そのため、バンやアルミウイング、トレーラーヘッドや冷蔵冷凍車などであれば運送業や製造業、ダンプやクレーンなどは建設業で活用されています。大型トラックを運転するには大型免許が必要で、令和4年5月13日の道路交通法改正までは大型免許の取得には普通自動車免許・準中型免許・中型免許・大型特殊免許のいずれか取得済で、かつ運転経歴が通算3年以上必要でした。改正後は、受験資格特例教習を受けることによって運転経験が通算3年以上なくても大型免許の教習を受けられるようになっています。