販売中の中古トラック車両一覧: 509台中 501台目から 509台目を表示
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販売中の中古トラック車両一覧: 509台中 501台目から 509台目を表示
貨物自動車の荷台形状のひとつで、パネルバンの側面パネルを跳ね上げて上下に開閉する構造の荷室をもったトラックを「ウイングボディ」と呼びます。側板と天井の一部を組み合わせた扉を開けた姿が鳥が翼を広げた姿に似ていることから、ウイング車・ガルウイング(カモメの翼)車と呼ばれることもあります。 アルミバンにこのウイングボディを採用したトラックがアルミウイングで、側面の頑丈なアルミパネルが雨水・直射日光から荷物を守り、食品・精密機器などの積み込み環境に配慮が必要な荷物も荷室の壁や天井を利用して固定できるといったバンボディ車の特性に加え、側面から前後方向に隙間なく荷物を積むことができる・後方からでは長すぎるサイズの荷物も積めるといったメリットから、トラック業界の中でも特に頻繁に利用されています。
アルミウイングは荷箱側面が開閉するウイングルーフを装備し、荷箱の素材に軽量で耐久性の高いアルミニウム合金やスチール材が使用されているものです。ウイングの外側は波板のようなコールゲート形状にしたアルミコールゲートまたはフラット形状のアルミフラットパネルが用いられ、床材には耐久性や防水性に優れ、強度があり軽量なアピトン無垢材やアカシア集成材を用いたものが多いです。また、最近ではアルミと樹脂を使用したハイブリッド型の床材を用いたものもあります。荷箱をアルミ材で構成することで大幅な重量削減を実現しているため積載量増大やコスト削減を図れます。ドライバンとの違いは、左右後方の3方向が開閉することで荷物を効率よく隙間なく積載することが可能という点です。
多種多彩な荷物に対応できるアルミウイングの荷室パネルはサンドイッチパネル構造と多重シール構造が主流で、断熱性や気密性に優れ高品質な輸送を実現できます。保温効果のある断熱材をパネルに挟み込み冷蔵冷凍機能を搭載した冷凍ウイングもあり、冷凍食品や生鮮食品、生鮮野菜など、食品輸送の効率化を実現できます。開閉操作には手動式と油圧式、電動式があり、後部に格納式のテールゲートリフターを装備することもできます。左右後方の開閉が可能なアルミウイングは、フォークリフトを使用したパレット荷役で作業効率を大幅にアップできます。また、普通仕様車以外に、冬の寒さが特に厳しい寒冷地でも不具合なく快適に使用できる寒冷地仕様車もあり、汎用性の高いトラックです。